高齢者とタッチング

最終更新: 2019年12月17日


先日、介護施設で介護リハビリセラピーの研修を行いました。

施設の利用者様は

口を開けたままずっとソファーに座っている方、

大きな声で叫んでいる方、

一人で何か話している方など、

さまざまな過ごしかたをしていました。

いろいろなタイプの方がいらっしゃいますが、

ほとんどの高齢者にとって体に触れ合う施術(タッチング)は

大変役に立ちます。

元気がなかったり、攻撃的なときは、

肩から背中にかけて優しく擦るだけでも改善することがあります。

タッチングのやり方ですが、

揉んだり、叩くなどの強い刺激を与えてはいけません。

あくまで優しく擦る(撫でる)ことです。

1秒間に5cm程度進むくらいのゆっくりした速度で行うと、

一番リラックス作用があることが分かっています。

たったこれだけでも体に十分に働きかけます。

なぜ、この速度が効果的なのかといいますと、

視床下部からオキシトシンが放出され…

C触覚繊維がこの速度で最も活性化され…

などと講釈を垂れたがるセラピストがいます。

こんな知識は施術に必要ありません。

聞いている方も頭が痛くなります。

ですから、

タッチングすることで、

リラックス効果がある副交感神経を優位にすることができる!

このくらいの知識で良いので、

安定的に1秒間に5cmの速度で進むことができるように練習をしてください!

決して頭でっかちの勘違いのセラピストにはならず、

高齢者に必要とされるセラピストになってください。

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