

自分に合った講座選び
介護向けセラピスト講座選びで失敗しないために
当協会で開催している1日講座を受講した方から講師が直接お聞きした一番多い失敗例は、「せっかく受講したのに実際に使えない、受講料が無駄になってしまった」です。
高齢者や介護、看護の現場で施術したいけど、どの講座が自分に合っているのかわからない方は、講座の見分け方の参考にしてください。

介護向けセラピスト講座をなんでも受講すれば、
施術ができるようになると思っていませんか?
介護向けセラピスト講座なのに…
① 高齢者や要介護者の施術経験が少ない講師
講師の中には、高齢者や要介護者の施術経験が少なかったり、まったく経験がないことも少なくありません。例えるなら、フランス料理を作ったことがない料理人やネットでレシピを覚えただけの人にフランス料理を教わっても仕方ありません。
当協会の1日講座は、高齢者、要介護者、障害者の施術経験が豊富な講師やアシスタント以外は担当していません。
また、通信講座では、専門知識と豊かな経験を活かし、すぐに現場で実践できる内容を集約したテキストと実技DVDで学習することができます。
② 高齢者や要介護者向けではない施術方法
若い方や健康な方に行う施術と高齢者や要介護者に行う施術はまったく異なるにもかかわらず、一般的なリンパマッサージやアロママッサージで、「高齢者にもできそう」なものを介護向けと称していることもあります。
当協会の養成講座では、セラピストが安全に高齢者、要介護者、障害者の方のお役に立てる施術ができるように、病院や治療院等の施術経験を活かしたカリキュラムになっています。
③ 健康、リラクゼーション、美容の各分野に特化していない
極端なことをいえば、若い方や健康な方にリラクゼーション目的の施術をする場合は何をやってもいいかもしれませんが、高齢者、要介護者、障害者に漠然とリラクゼーションの時と同じような施術を行うと健康を害することが少なくありません。
中には、美容のついでに足のむくみのためにオイルをつけて、なんとなくリンパマッサージのようなことをしたら悪化したなどということもあります。
当協会の養成講座では、美容に関する内容はなく、健康に特化したカリキュラムになっています。なお、健康のために行う施術をリラクゼーション目的で行っても害になることはありません。
自分がどんな施術をしたいか明確にする
せっかく受講するなら、あれもこれもできるようになりたいと思う気持ちもわかりますが、自分が高齢者、要介護者、障害者に一番何をしてあげたいかを明確にして、それを実現することができる講座を受講してください。
・手足のむくみや麻痺、認知症など、健康に関する施術
・リラクゼーション目的だけの施術
・メイクなど美容