3年ごとに見直される介護報酬ですが、
12年度は1.2%の引き上げ、15年度は2.27%引き下げ、
18年度は引き上げで検討しているとのこと。
しかし微増で調整のようです。
介護報酬が引き上げになると、私たちが納めている介護保険料も上がります。
介護離職ゼロを目指し、人材の処遇改善などを行っていますが、
私が活動している中で感じるのは、
介護離職どころか、人材不足が解消されていないのが現状です。
「介護の仕事は大変」と言われますが、
大変な仕事は介護以外の職業にもあり、
業務内容と労働賃金が見合うようになれば、
今より成り手が増えるのは誰もが分かっています。
中には、機能訓練指導員を雇用することができない施設もあります。
そもそも、機能訓練指導員を雇用して機能訓練加算をもらっても、
人件費でなくなってしまうというのもいかがなものでしょうか?
経営が苦しい小規模デイサービスでは、
生き残りをかけ、
介護リハビリセラピスト通信講座を受講し、
利用者様の満足度を高めるなどして
集客・差別化を図っている介護職員の方もいらっしゃいます。
介護報酬改定が話題になるたびに考えさせられますが、
署名活動の重みも考えてほしいものです。